こま編みをぐるぐる編んだトートバッグです。
厚地なのでしっかりした編地になります。
使っているうちにたてに編地が伸びてきますので、
裏地をつけた方が長くきれいに使えます。重たいものも大丈夫。
裏地は画像はフリースの生地を手縫いでつけています。
編みあがったバッグを裏返して、適当にバッグに合わせてカットしています。
端の始末が面倒でしたら、フェルト記事を利用すると楽ですし、しっかりした裏になって
丈夫に仕上がります。
★材料、道具★
極太毛糸(画像は固めの細いアクリル糸を3本合わせて編んでいます)
8号かぎ針、毛糸用とじ針
※麻、綿、アクリル、毛など、少し固めの糸がしっかりした仕上がりになります。
綿は重めにゆるみやすい編地になりますので、裏地をつけるか、
適宜アクリルやポリエステルの糸など混ぜるといいかも知れません。
シルク、カシミヤ、アルパカなどの高級糸は耐久性などから普段使いのバッグにはあまり向きません。
(もったいないというのもありますが。。)
身に着けるにはちょっと固いなとか、ちくちくしそうだなというような
毛糸を集めておいて、ざくざく面白いバッグを作るのも楽しいです。
こま編みのシンプルな編地なので、
異素材の毛糸をつなげてランダムなボーダーな編地も楽しい作品になります。
異素材の毛糸を合わせるときは、
暖色系とか、青系とか、色味を合わせると失敗しづらいです。
★編み方★
底から編みます。
鎖12目編んで作り目し、こま編みでだ円に編んで行きます。
両端の増目は1目に3目入れます。
(つまり、両端の1目にはそれぞれ全部で5目入れることになります)
図のように増目して底を編みます。
底に続けて、側面を編みます。
側面の最終段をバッグこま編みで縁取りし、糸を切って始末します。
持ち手を2本編み、バッグの裏側からしっかり縫い付けます。
好みでファスナー、裏地を手縫いで縫い付けます。
手編みの編地に布等を縫い付けるときは、ミシンより手縫いの方がきれいです。
手縫い用の糸で裏側から返し縫いでしっかり縫い付けます。
バッグの場合は綿、ポリエステルの太目の糸でいいと思います。
※大き目の編地はマチ針が行方不明になりやすいので、
刺した針を数えておく、しつけをしっかりするなど、針の混入には布の場合より十分注意が必要です。
★編み図★
こま編みゲージ 13目16段くらい
※大体小さ目のお買い物バッグのサイズを目指していますが、
毛糸や手のきつさや素材でサイズは多少変わります。
編みながらサイズを調整していってください。

画像は別糸で編んだコサージュなどを付けています。
アップリケをつけたり、ボーダー柄を工夫したりして、かわいいオリジナルな商品や作品を作ってください。
posted by 靴下をはいた猫&RATA at 10:55|
Comment(0)
|
かぎ針編み☆バッグの編み図
|

|